溶液中の生体高分子の熱安定性評価
熱力学パラメーター(ΔH,ΔCp)、変性中点温度(Tm)の測定
PEAQ-DSC / PEAQ-DSC Automated
DSC(示差走査型カロリメーター)は、昇温によって生じる溶液中の熱変性に伴う、微小な熱量変化(主に吸熱変化)をダイレクトに測定するシステムです。
MicroCal DSCは、試料セル内でおこる発熱変化もしくは吸熱変化を、参照セルに対して示差熱的に測定するための可変式セルフィードバック機構を備えた世界初の超高感度示差走査型カロリメーターです。
PEAQ-DSCはより洗練されたシステムとライセンスフリーのソフトウェアで、さらに使いやすくより信頼できるデータを取得します。
- バイオ医薬品における熱安定性試験の完全自動システム
- キャピラリーセルによる高速スキャンと迅速な温度平衡
- 1ステップで完了するMicroCalオリジナルの解析ソフトウェア(ライセンスフリー)
- 熱力学的パラメータ、変性中点温度、変性開始温度を取得
- サンプル間の同等性を評価
- データ管理しやすいレポートビルダー機能搭載
- SOP(Standard Operating Procedure)対応
- 21 CFR Part 11対応(オプション)
- 測定温度範囲:2~130℃ セル容積:130μL
PEAQ-DSC
- 動画に従って誰でも簡単に測定可能
PEAQ-DSC Automated
- セルのサンプル充填やセル洗浄も完全自動制御
- 最大288サンプルの連続自動測定が可能
- システム状態の自己診断機能搭載