【生産終了予定】協働ロボット用エンドエフェクタ K3HAND

ID:K03662

「器用(Kiyo)」「小型(Kogata)」「軽量(Keiryo)」を両立した新しいコンセプトのロボットハンド 分注作業を一手に担います

K3HAND

  • 器用=擬人化=多指・多関節
    →広い可動域 → 異形状ワークを様々な姿勢で把持
  • 小型・軽量(重量290g)*取付フランジ除く
    →小型協働ロボットアーム可搬重量(~500g)に適合、ペイロード100gを確保
  • 安全=クラッチ搭載、エッジレスデザイン
    →人との衝突時、衝撃を吸収

  • 各能動関節に、非接触型出力軸エンコーダ、クラッチ機構を搭載したOrbrayオリジナル小型ロボットサーボを使用し、小型軽量でありながら、多指で可動域が広く、指がワークの形状に沿うように持てる「なじみ把持機能」、指を閉じたり、広げたりする器用さと、人との衝突時、クラッチ機構によりケガを回避できる安全性を実現しています。
    高可動域、指の開閉により、様々な指姿勢、指先配置に対応し、異形状な物を様々な姿勢で把持可能です。
    また、指毎に把持機能と器用動作の役割を分担させることにより、例えば電動ピペットなどの理化学機器の「把持」と「操作」の両立も可能です。
    さらに、3本以上の指を均等配置することにより、把持の際、ハンドとワークのアライメントがずれていても、把持動作に伴い、自動的にワークを手のひら中心に引き込むため、比較的ラフな位置決めであっても持つことが可能で、シャーレ、ウェルプレートの把持に適しています。
    8DOF*1多指ハンド最軽量の290gで、業界最小サイズの協働ロボットアーム(可搬重量500g)にも適合し、アーム作動時の慣性力を加味しても、ペイロード*2100gを確保できます。

    *1 DOF(Degree of Freedom):自由度=アクチュエータ数
    *2 ペイロード:有効荷重のこと

    ※当製品は在庫限りで販売終了の予定となります。詳細は営業窓口までお問い合わせください。

仕様

シリーズ K3HAND
重さ 290g
電源 DC24V
最大長さ(全開時) 290mm
指数 3
自由度 合計:8DOF
拇指(Clever):4DOF
他指(Standard):2DOF
*他指→なじみ把持機構
安全対策 各関節にクラッチ搭載、サーマルシャットダウン機能搭載
制御方式 コマンド制御
通信方式 接続1 COBOTTA専用通信方式
接続2 外部UART通信
フィードバック信号 サーボ出力軸角度、モーター電流
希望小売価格
(税抜)
お問い合わせ

協働ロボット用エンドエフェクタ デモ

K3ハンド/COBOTTAが分注作業を一手に担います!

新型コロナウィルスが猛威を振るう中、細菌・ウィルス検査数が急増すると共に、新薬の開発が急務となっていますことはご存じの通りです。でも、従事者(医療及び研究員)数には限界があります。K3ハンド/COBOTTAが、従事者のみなさまの代わりに24時間働き続けます。写真、動画はその一例です。分注作業、試験管把持・操作などのタスクに合わせて、「器用」な動作と、自由な操作が可能です。
私たちは、この未曾有の事態に、お役に立ちたいと考えています。

K3ハンド/COBOTTAは、新薬開発、化粧品開発をサポートします!

様々な原料を掛け合わせて試作品を作りながら処方を設計し、各種評価・分析、安全性試験を 何回も繰り返す新薬、化粧品開発。試作回数が何百回に達することもあると言います。 K3ハンド/COBOTTAが、研究者のみなさまの代わりに、これらの実験を行います。 動画のように、試験管の把持・操作のような「器用」なタスクが可能です。