3次元培養やオルガノイド培養を創薬研究と疾患医学研究にもっと活用したい!

RASTRUM シリーズ(3D培養用バイオプリンター)

3次元細胞培養は、より生理学的に生体に近い条件下でin vitroアッセイを行う方法として、近年急速に進展しています。

例えば、腫瘍学あるいは免疫腫瘍学の分野では、細胞株だけでなく患者由来がん細胞を用いた腫瘍オルガノイドをメカニズム研究や個別化医療研究に利用する取り組みが多くなされています。あるいは、神経疾患モデルを多能性幹細胞から3D培養で作製したり、肝臓などに対する薬物性障害を3D培養系で評価する試みが増えています。

RASTRUMシステムは、このような研究をさらに促進するために生まれた3Dバイオプリンターです。

RASTRUMを用いることで、単純なスフェロイド培養だけではなく、より生体の組織環境に近い複雑な3D培養モデルを、96 / 384ウェルプレートに今までにない再現性で簡単に作製することが可能です。

2次元培養実験で使われるほとんどのアッセイ系とシームレスにつながるので、3D培養した後のアッセイ系の最適化に頭を悩ます必要もありません。

ミドルスループットのスタンダードモデル(RASTRUM)と、創薬スクリーニングなどに適したハイスループットモデル(RASTRUM Allegro)の2機種をラインナップしています。

仕様

シリーズ RASTRUM RASTRUM Allegro
型番 R10.RASTRUM.JP RA-2025
本体のサイズ
(W)x(D)x(H)mm
482×560×491589.5×532.2×493
重さ 50kg
電源 100-240V 1,500W 50/60Hz アース付きコンセント 1系統
プリンティングチャンネル 8本(4ペア)
適合プレート SBS規格 24、96、384 ウェルプレート
無菌対策 >10プレート/day>35プレート/day
自動化対応 ラミナフロー内蔵(Dual HEPA フィルター)
アルコール洗浄可能
付属品 不可
使用環境 デスクトップコンピューター(ソフトウェアインストール済)
エアコンプレッサー
クリーニングキット
保証期間 温度 15~35℃、相対湿度 20~90%、標高 0~2,000m、汚染度 PDⅡ
希望小売価格
(税抜)
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