概要
Olink Target 96 は、マルチプレックスイムノアッセイ(96因子)を多検体(96検体)同時に行うことができる手法で、疾患のバイオマーカーとなり得る微量タンパク質の比較定量が可能です。(
fig.1)
『高精度』『定量的』かつ『多検体処理』が求められるヒト臨床検体のプロテオーム解析に最適です。
アプロサイエンスでは、この革新的プロテオーム解析技術を用いた受託サービスを日本国内で初めて開始いたしました。
特長
- 相対定量値(Normalized Protein Expression, NPX)
- 1つのパネルにつき、96のアッセイが実施されます。
┗92種のターゲットアッセイと、4種のコントロールアッセイから構成。
- 1つのパネルにつき、最大88サンプルを同時測定
- 血清・血漿・脳脊髄液、唾液など幅広いサンプル種に対応。
- 必要なサンプル量は 血漿の場合 1μL
- パネルは全15種類(ヒト 14種類、マウス 1種類)
パネルリストは
こちらでご確認ください。
基盤技術
1つのタンパク質に対し、2つの DNA タグ付き抗体でイムノアッセイを行い、得られた2本鎖 DNA からリアルタイム PCR や次世代シーケンサーで発現定量を行う技術です。
ターゲットタンパク質に特異的な2つの抗体が正しく結合した場合のみ、2本鎖 DNA が形成されるため、極めて特異性の高いアッセイ技術であり、マルチプレックス反応における抗原と抗体の交差反応性の問題を克服しています。
詳細資料は
こちらでご確認ください。
サービス内容
- サンプル前処理
┗ 96ウェルフォーマットへの分注作業
┗ サンプル ランダマイゼーション
- Olink Target 96 分析
- 専用ソフトウェアでの一次解析
サービス項目 |
価格(税抜) |
納期 |
Olink Target 96 |
基本料金 |
¥800,000/パネル *1パネルで最大88検体測定可能 |
分析サンプルをお受け取りした日から 1.5~2ヶ月程度 |
分析単価 |
¥17,500/検体 |
例)2群 × 各 n=30(測定数60検体) の場合
¥800,000 + ¥17,500×60 = ¥1,850,000(税抜)
例)4群 × 各 n=40(測定数160検体) の場合
¥800,000×2 + ¥17,500×160 = ¥4,400,000(税抜)
・多検体(複数パネル使用)の場合、上記定価設定より割引適応いたします。ご相談ください。
・ファーマフーズ社(国内拠点)での分析のため、サンプル輸送費は〜¥2,000程度です。
一般の宅配【冷凍便・ドライアイス梱包】でお送りください。
・分析遂行の最小検体数は44検体以上とさせて頂いております。
44検体未満でご依頼の場合には、別のユーザー様案件とのパネルシェアをお待ち頂く、
または、44検体分の費用をご負担いただく事をお願いたします。
・納期は、使用するパネルによって異なりますので、お問い合わせください